「伊豆お雑煮」を作ってみたら想像以上に美味いものができた話

イズクラシ、楽しんでます。千田です。

7月に東京から伊豆の国市に移住して早5ヶ月が経ちました。

見事に年が暮れ、2018年が始まりそうです。さて、お正月と言えば

お雑煮

ですよね。

 

今僕が働かせてもらっているまごころ市場で、若手の出荷者の方々から

お雑煮を振る舞おうぜ

という素敵なアイディアが出まして、千田は面白そうだとすぐさま乗っからせていただきました。

 

で、そこで僕は考えたわけです。

この辺のお雑煮ってどんななんだろう、と。

 

私千田の出身地は宮城県仙台市。毎年年越しは宮城県塩釜市にあるおばあちゃんの家。

そこで食べていたお雑煮は、

  • ハゼの出汁
  • ほそーく切った大根(人参も入っていたかも)
  • ずいき
  • 凍み豆腐
  • 伊達巻
  • セリ
  • いくら

なんかが入っていました。確か。

 

「お雑煮には地域性がある」

 

というのは頭になんとなくある僕。当然ここ「伊豆の国市」では「伊豆の雑煮」というのがあるんだろうし

きっとこの山あいの地域ではまた特別なお雑煮があるのだろう、というのは想像していました。

 

「この辺の地域では、こういうお雑煮だね」

 

そんな回答を期待していました。

 

ところが、出るわ出るわ異論の数々

 

鶏肉を入れる入れない論争

里芋入る入らない論争

しょうゆか味噌か論争

餅は焼くか焼かないか論争

鰹節と海苔を入れる入れない論争

 

喧々諤々。

お雑煮界は、様々な派閥が跋扈する魑魅魍魎の住む世界だったのです。

 

しかもよくよく話を聞いてみると、

同じ集落でも家によってかなり違う

という事実が判明。

 

この混乱した政局を収めるべく、若手出荷者の有志が集ってお振る舞いをするお雑煮の味を決める

「試食会」

を行うこととなったのでした。

今日はその試食会のお話です。

 

とある日の17時半、僕は浮橋の佐藤さんの家に降り立ちました。

すでにあたりは暗闇に包まれ、半端じゃない寒さが身を刺します。

 

佐藤さんの作業場に足を踏み入れると、

「さみぃからよ、火にあたってろよ」

 

 

火、火鉢だー

佐藤さんのお父さんのお姉さんが昔これを使って勉強していた、古い家を解体した時に出てきたという代物。

一般家庭で火鉢って、初めて見たかもしれません。

またもやうっかり人生初体験。ビバ浮橋。

 

 

炭火に当たってると、なぜか神聖な気持ちになるのは僕だけじゃないはず。

火鉢が欲しい、というか火鉢が使える家に住みたい。今のアパートでやったら事故か事件になっちゃいそう。

 

温まっているとみなさんがやってきて試食会の開始。

まずは具材。


全部佐藤さんが事前に仕込みをしてくださっていた。ありがたい。

 

あんまり具材がないのも寂しいので、いろんな方のお雑煮の最大公約数を採用。

メンバーは、大根、人参、里芋、原木しいたけ、小松菜(映ってないけど)。

 

野菜自体がうますぎるので、これだけで十分美味しい。

 


原木しいたけ。たまらない…

 

これらを、こちらも議論の末決まったカツオ出汁(少し醤油入り)に入れて温めます。

 

温めている間に、炭火でお餅を焼きます。


こちらも佐藤さんがついておいてくれたもの。ありがたい。

 

長者原の方のもち米を使ったお餅。これがまた美味い。うますぎる。

当日は「つきたて」のお餅を提供するので焼きはしませんが、このうまさは、Don’t miss it だ…。

 

 

 

美味い野菜に美味いお餅。

これだけでもたまりませんが、

「少しでも美味しいものを提供したい」

という想いの皆さんはさらにもう一工夫。

 

柚子。

 

こちらも出荷者である福由農園さんから。

これを細切りにして乗っけて、完成!

 

 

 

うますぎる

 

 

自分の貧弱な語彙がこれほど口惜しいことはありません。

 

大根あまっ!

 

人参あまっ!

 

里芋ねっとりうまっ!

 

しいたけぷりっぷり!

 

小松菜しゃきしゃき!

 

柚子の香りやばっ!

 

 

これが無料で食べられるって、ステキすぎる新年じゃない?

 

と僕は本気で思うわけです。

 

当日は100食限定です。

1/7 11時から提供開始です。

無料、です。

 

詳しくはまごころ市場のHPをどうぞ。

 

多少無理しても、食べた方がいいと思います。

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