【移住】地域行事で日本昔話的山盛りご飯を食べた話【伊豆の国市ふるさと博覧会】

イズクラシ、楽しんでます。地域おこし協力隊千田です。

前回の「【移住】ハイクオリティな家族写真が格安で撮れた話【伊豆の国市ふるさと博覧会】」という記事でも書きましたが、現在伊豆の国市では「伊豆の国市ふるさと博覧会」というイベントが進行中なんですね。

ふるさと博覧会とはなんぞや、と言う話は例のごとく公式HPに任せるとして、伊豆の国市住民にとっては

普段あまり触れる機会のないモノ、コトが格安で体験できる

というとってもお得な期間なんです。

自分が住んでいるトコロ、実は意外と知らなかったりしますよね。仕事や家事に追われているとなかなか気づけないことも多いと思うんです。

僕は伊豆の国市に移住して来る前は東京の調布市に住んでいましたが、やはり家と会社の往復の毎日で素晴らしい雰囲気の神社や、川沿いの時間がゆっくり流れる道とそこに佇むおしゃれなカフェ、美味しいカレー屋さんや地域のひとりで夕ご飯を食べなければならないNPOの存在など、たくさんのステキなコトやモノに気が付いたのは、会社を辞めて移住をする決意をしてから、時間と心にゆとりができてからでした。

 

さて、僕は伊豆の国市ふるさと博覧会を知る何人かの方からこんなことを言われました。

「千田さん、絶対ご飯似合いますよね」

 

ご飯は大好きですが、何を言っているかわからなかったので詳細を聞いてみると、これでした。


*現在募集は終了しています。

 

どうやら、

  • 韮山の多田地区の伝統行事に参加
  • 二杯盛り」という大量のご飯を食べる
  • 無料

と言うことのようです。

 

何それおもしろそう

 

確認したところ家族で行っても大丈夫とのことだったので、参加を決めたのでした。

 

韮山の多田地区ってどこ

 

えらい広い!

今回の行事は「多田公民館」で行われるようです。にしてもえらい広い。

そして、多田区は静岡県品格のある邑にも指定されているようです。

品格のある邑といえば、千田がお世話になりっぱなしの浮橋区も指定されています。

来客が2,000人を越えるそば祭りに参加しつつ、自分にできることを考えた

何か共通点はあるのでしょうか。そう言う点でも多田区に行くのが楽しみになります。

 

いよいよ多田区へ

1/14(日)夜の6時の多田公民館。

その全景を撮影しようにも暗くてシャッターが下りません。

 

「地域の行事に【他地域の人間】が参加する」

 

ってとてもレアケースな気がするのですがどうなんでしょうか。緊張しながら入口をくぐるとしかし、とても気さくな方々が迎え入れてくださいました。

 

「おー、どうぞどうぞ、よくきたねー」

 

大広間は畳で、座布団が並んでいることもありその雰囲気はまるで年に一回開催される親戚の集まりの様相。僕たちも自然とその場にいることができます。

この辺の気取らなさ、というか懐の深さ的なところもこの地区の魅力なのかもしれません。

 

するとテーブルの上にどんどんと料理が運ばれてきます。

 

「19時からご飯が出るから。」

 

どうやら

18時から食事はスタートするけど、ご飯が出るのは19時

ということのようです。

もし車で来てなかったら、美味しそうなおかずでビール飲んじゃってご飯が出るころにはお腹いっぱいパターンですね。

 

行事の趣旨として

  • 五穀豊穣の祈念
  • 人の2倍食べて2倍働け

ということがあるので、会の開始前に神主さんの先導で祈祷をします。

 

区長さんやご来賓の方々のお話があって

 

いよいよ会が始まります。

 

とは言え、19時までは普通の会食。(ご飯はない)

地域の組長さんや消防の方、来年中学生になる地域の子どもたちが思い思いに話をしつつ歓談をします。

 

でも、19時のご飯があるのでみなさんお食事は控えめ。ワクワク感と緊張感がどことなく全体に流れているのは、来たる決戦を備えているが故でしょうか。

 

我々特別参加組はまとまって1つのテーブルを囲んでいましたが、近くにいらした地域の方々は気さくに話掛けてくださいます。みんな笑顔がステキだ。

 

まだ見ぬ二杯盛りに戦々恐々としていた僕は、まずは敵を知ろうと情報収拾に努めます。

  • 二杯盛りは「茶飯」(お茶で炊いたご飯)である
  • ちょっと塩味がついている
  • 品種は「にこまる」
  • 「区のたんぼ」が存在していて、そこで収穫されたもの
  • 年に2回やってる
  • 昔は家が新築されたら、新築されるごとにその家で住民が集まってやっていた
  • その家の庭先に土俵を作って相撲もとっていた
  • 時代の変化もあり、今は公民館でやっている
  • 昔に比べたら量は減っている

 

まだ見ぬ二杯盛りは、そのストーリーと共に僕の頭の中で少しずつ形取られて行きます。

 

にしても、

茶飯って「ど緑」なのかな?

 

二杯盛りとの対面

19時が近くなり、お母様方が動き出しました。

 

あ、

山盛りだ

 

どうやって作ってるんですか?

「こうやってです」

 

うん、シンプルに

お米をこんもり盛った2つの茶碗を重ねて作る

と言うことですね。

 

ここで2つの選択肢を提示されました。

茶碗

or

DONBURI?

 

DONBURI!

 

重ねて…

 

 

DONBURI!

 

Yes! DONBURI!!


右は「茶碗」の二杯盛り

 

「2倍食べて2倍働いてください」

 

「いただきます」

 

うまーい!!

 

うますぎて、おかわり

 

 

ごちそうさまでした!

 

茶飯はおいしいし

みなさん気さくで優しいし

お腹いっぱいだし

 

幸せ。

 

「伝統は残したほうがいい」

 

よく周りは言いますが、やる側の負担は大きいものです。

この日も、20時前には片付けがほぼ終わって逐次解散していました。

みなさんが言うのは、

「伝統も大事だし守りたいけど、時代が変わるにつれて人も変わることも事実。だから、それに併せてみんなの負担にならないよう工夫しないといけないね」

と。

この会が始まる時に、参加していた小学生たちが自己紹介をしていました。その時に自分のおじいちゃんおばあちゃんの名前を言うと、周りの方々は「そうか、あいつの家の孫か」という得心したお顔。

また、消防団の若い方々が今年の抱負を述べている時には「頑張れよ、応援するぞ」という優しいお顔。

 

伝統を守り、地域の結びつきを強固にしているのは、時代に併せて工夫を重ねながら親戚のような付き合い、を続けているからなのかもしれません。

 

そんなみなさんを見て、羨ましいなと思った僕でした。

 

20時、あたりは真っ暗。公民館を出てすぐに小学生たちがこう言っていました。

「おー、サギが寝てる」

 

???

 

それを聞いてピンとこなかった僕は近くにいた消防団の方に尋ねました。
「どういうことですか??」

 

「あの木、見てください。」

 

-確かに、白い丸っぽい塊が木にありますね。

 

「あれ、シロサギなんですよ。寝てるんです。この辺は猿も出ますよ。」

 

ステキすぎる!

そして木に止まっているシロサギを瞬時に認識できる小学生って、すごい!

 

と言うことで、

「伊豆の国市ふるさと博覧会で地域行事で日本昔話的山盛りご飯を食べた話」でした。

伊豆の国市ふるさと博覧会は2/12まで続くので、これを機会にお得に伊豆の国市を体験する、体感するのもいいですね。

 

私千田はまだまだ個人的に興味のあるプログラムがたくさんあるので、色々参加してレポートしたいと思います。

2 Replies to “【移住】地域行事で日本昔話的山盛りご飯を食べた話【伊豆の国市ふるさと博覧会】”

  1. この食事代ってどっから賄ってるんですかね??市??

    そして千田さんブログスキルめっちゃ上がってますね笑

    1. takanori5さん

      これはそもそも町内会のイベントに参加した、というもので、参加費は無料なのです。
      じゃあ僕たち以外の町内会の人たちの参加費はというと同じく無料。
      おそらく自治会費をこのイベント用にプールしたかまたは予算化しているかかなと。
      自治会費は住民から徴収したものと、市から「自治会運営費」(確かこんな名称)とがあるので、この食事代の出所は行政と自分たちで払った分と両方かな。

      スキル向上をお褒めいただいてありがとうございます。
      うれしい!!!

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