【協力隊】イズノナメコ

イズクラシ、楽しんでます。千田です。

原木なめこ、この言葉、ご存知でしょうか。

出会いは突然。

知れば知るほど、好きになる。

−原木なめこ編−

 

原木なめことの邂逅

 

-原木なめこ??初めて聞いた!!

 

僕、知らない物を聞くとただでさえ大きいリアクションがより大きくなるんです。

興奮ボタンが連打されるんですね。

 

おお、何だ、食べたこと無いか?やるよ。

 

そしてうかつにテンションをあげると、皆様の思いやりを頂戴してしまうことになるので本当に申し訳ないです。でも、本当に嬉しい。

 

-やたー!!!!

原木なめこ。販売時にはこのようにビニール袋に。

 

 

開けて、軽く湯通しします。

 

湯通し後。ヌラテラ。

 

通常スーパーで売っている物よりも大きくて柔らかく感じます。そしてぬめりがすんごい。

ぬめっててらてらしてて、ヌラテラが止まりません。

 

 

大根おろしで。

 

 

なんじゃこりゃー!!

うますぎる!!!

 

 

続いて味噌汁に。

味噌汁。

 

こちらも、くっそうまい。

 

なんなんだ、この出会いは。

ふんわりしつつぷりっとした食感、噛めば旨味が。そしてぬめりがその旨味を口いっぱいに…

言い過ぎかと思われるでしょうが、食べれば分かるこの違い。

大根おろし×なめこ、は酒のアテに最高ですね。

 

感動した僕は、翌朝なめこをいただいた農家さん:古屋さんにその美味しさを伝え、ぜひ

「原木がなめこがどのようになっているのかを見させて欲しい旨を伝えました。

 

 

古屋さんとなめこデート

 

僕の勝手ななめこデートの申し込みからわずか2日後、朝の9時過ぎ、古屋さんがやってきました。

市場の出荷時間は朝の7時-8時半ころ。僕が農家さんとお話するのも大体この時間帯。よっていらっしゃるのがちょっと遅い。

 

-あら、今日は遅めですね。どうしたんですか?

 

なめこの様子を見たら取れそうだから、呼びにきた。一緒に行くか?

 

-行きます!

 

古屋さんの家から市場までは車で10分もかからないところ。とは言え、わざわざ一旦山に入って様子を確認して、それから市場に呼びにくるって、

優しすぎるでしょ!

 

残ってた仕事をすぐに片付けて、ダッシュで古屋さんの家に向かいます。

到着後は軽トラに乗り換えて山へGO!

 

5分で到着。(本当に、山に囲まれてるんです、ここ。)

 

線の向こうになめこさんがいます。

 

 

かなりの山具合。勾配がきつく、昨日までの雨で足下もぬかるんでいるのにぐんぐん降りて行く。

本当に急。

 

 

ヒノキ。

 

うっそうと生えた木をかき分けて行きます。

まさに、「木漏れ日」

 

「自分家で食べる分くらいだから、本当に少ししか作ってないけどなー」

なんて世間話をしながら山を下ります。

古屋さん本当に足腰強いなぁ、と思っていると、こんなことを言い出しました。

 

「この木は、俺が8歳の時に親父と植えたんだよ」

「これこれ」と懐かしそうに。

 

 

-ん?ということは、ここは古屋さんの山ってこと??

 

そうだよ。

 

 

で、

 

で、で、

 

でたー!

 

 

「ここからここは俺の山」

 

 

漫画とかであるやつ!

こんな身近にいるなんて…

 

-あ、そうなの!あら、そうなのぉ!!

 

などと余りの驚きに赤ちゃん言葉とおねぇ言葉が混ざったような声でリアクション。

 

「この辺の寝せてある木に生えてるよ」

との古屋さんの言葉に正気を取り戻した僕。

 

ちなみに、これは桜の木。なめこにはサクラが良いのだそう。

 

 

いらした!

 

 

 

なんてステキなんだろう。

思わず夢中でシャッターを切ります。

そしてめっちゃピンぼけします。

山の中で薄暗いからシャッタースピードが遅いのか、それとも僕が興奮して手が震えているのか。

 

「採って良いよ」

 

おおおお!

 

人生初のなめこ収穫

 

すっごいちゃんとくっついてる!

勝手に、「ポロっと取れる」みたいなイメージがあったけど、ちゃんとくっついてる!!

 

 

 

これくらいガサッといかないとダメです。

 

 

「よし、とったなめこは持って行きな!」

 

-本当にすみません…

 

 

この林、昔はなんと「畑」で、お父様が野菜を作ってらしたそうな。

そこに家族で木を植えて、自分がなめこを作っている、というのはどういう気持ちなんでしょう。

命、輪廻、刻の流れ。

長大な歴史に自分がいる、普段は感じないけれども、父が切り開き、ともに木を植え、作物を育てる、この一連にふとそれを感じる瞬間があるのでしょうか。

古屋さんのステキな笑顔は、その瞬間に感じられた様々な感情が作り上げているから、ステキなんでしょうか。

なめこが投げかけてくれた想いを胸に、山を後にしました。

 

 

古屋さんと大根デート

 

山の帰りに古屋さんの別の畑へ。

 

 

空と土と緑、幸せのコントラスト。

 

二週連続の台風は、ほうれん草や白菜をダメにしてしまいました。自然相手のお仕事は、本当に大変。

 

 

これ、何か分かりますか?

 

 

これ。

 

正解は、

「ごぼう」

だそうです。

スコップが無いと収穫できないので、今度また答え合わせに来よう。

 

 

「浮橋」という集落でも少し高台にあるこの畑、本当にきれいな景色がその辺にあります。

 

 

写真をばしゃばしゃしていると、後ろで何やら抜いている

 

よし、これも持っていきなー

 

 

なんか、もうもらいにきてるみたいで本当に申し訳ない。

 

採りたて過ぎてうまさがはじけそう。

 

 

*この後自分で洗わせていただきました

 

古屋さんの笑顔で心が洗われ、またいただいてしまったなめこと大根を抱えながら帰る道。

今晩はなめこおろしを食べよう、それで頭がいっぱいでした。

 

イズクラシ、おすすめです。

 

3 Replies to “【協力隊】イズノナメコ”

  1. […] 【協力隊】イズノナメコ […]

  2. なめこってこんな潤って生えてるんですね
    味噌汁がとても美味しそうです

    1. 穂積くん

      僕も初めて見ました。とても興味深いよね。
      そしてとても潤ってるよね、ホント。

コメントを残す