【移住】イズノミカン

イズクラシ、楽しんでます。千田です。

伊豆は、みかんもおいしいんです。

イズノミカン、あります。

 

地域おこし協力隊として活動させていただいているまごころ市場で働いていると、妻からこんなメール。

 

妻:「ビタミンCを補給したい。みかんを買ってきてほしい。前に食べた、消毒を極力していない人のやつが良い」

 

千田:「御意」

 

消毒を極力していない人、というのはまごころ市場にも出荷していただいている「福由農園(ふくよしののうえん)」のこと。

以前市場でお会いした時に息子さんとお話をさせていただき、

「どうしても外見は悪くなってしまうけど、消毒は極力控えている」

ということを伺った。

そしてその時に、「摘果みかん」(*1)を少し試食で頂戴し、上記のこだわりを交えながら妻とみかんを食べたところ味もおいしく身体にも(残留消毒薬による)害が少なくて良いいよね!と相成り、以降千田家のお気に入りとなったのでした。

 


2歳半の娘もお気に入り。

 

*1:摘果みかんとは、いわゆる「間引き」されたみかん。木の栄養が分散することを防ぐため、有望な実を残して他の実を未成熟状態で摘んでしまうこと。未成熟なので味はすっぱいが、爽やかでおいしい。
娘は「シュッパー」と言いながらむしゃむしゃ食べる。父も母も、「しゅっぱー」と言いながらむしゃむしゃ食べる。
通常はゆずやかぼすのように焼き魚や焼酎に絞って使う。
でも、千田家はむしゃむしゃ食べる。

 

 

さて、あいにくその時市場には福由農園さんのみかんは出荷されていなかった。

妻は、「なかったら良いよ!」とあらかじめ言ってくれてはいたが、

 

・そう言えば2週間くらい息子さんにお会いしてない

・家族でみかん狩りにおいでよ、と言ってくださっていたが場所が定かじゃないので確かめたい

・多分市場から遠くない

 

ということで挨拶がてらみかん買いがてら下見がてら行くことに。

 

 

ざっくりした位置関係は以下の通り。

市場を挟んで我が家のある地域と農園は真反対。一山挟んでこっちとあっち。

 


我が家→まごころ市場が約8kmなので、福由農園さん→我が家はおおよそ16kmくらい。たぶん。
ということで、山を登り、下り。15分ほどで到着です。

 

みかん農園さんはどこも農園の入口に直売所を設けています。

そこに何とも無情な張り紙。

 

「収穫中だから、不在です。」

 

 

あちゃー

 

 

でも、せっかく来たし。

収穫中ってことは、この山のどこかにいるのかな。

 

とキョロキョロすると、人影発見。

 

 

すいませーん!

 

 

届かない声。

 

 

すいませーん!!

 

 

声は届かなくも、とりあえず登ってこいのジェスチャーは見える。

 

 

知ってました?

みかん畑って斜面にあるんですよ。

 

ものの2分登るだけで、絶景。


2分で膝が笑う。この環境を歩き回って仕事するってどういうことなのだろう。

 

 

 

 

息急ききらして登ると、お見かけしたことの無い方。

自己紹介とここまで来た主旨を説明すると、僕が会いたかった人のお父さんだそう。

 

 

千田:「息子さん、今ご不在ですか?」

 

お父さん:「祭りの片付け行ってるわー」

 

 

そうですよね。

ご高齢の方が多い中で、息子さんは貴重な戦力ですよね。

 

しょうがない。じゃあまた来ますとお伝えすると

 

 

 

好きに取って行っていいから

 

 

 

-良くないです!

 

 

 

良いから。

 

 

-それは次回来にくくなります!

 

ということで、

 

・勝手に押し掛けてみかんをもらって行ったのではただのヌスット

・今度から来にくくなる

 

ということをお伝えし、なんとか300円(ざっくりみかん1袋の値段@市場)をお渡ししてみかん狩り開始。

 

 


たわわに実っています。
が、千田は「どのみかんが収穫するに良いタイミングか」が分かりません。

 

お父さんに2度ほど聞きますが、お父さんもお仕事中。

僕が遠慮がちに質問するのを見かねたお父さんは僕が全く理解不能なことを提案します。

 

 

 

枝持って行くか?

 

 

-えだ?

 

 

枝、持って行って良いよ。

 

-eda??

 

 

お父さん曰く、みかんの栽培過程で「摘果」ではなく、摘果と同じ理由で「元気の無い枝を剪定する」という作業があるとのこと。

「どうせ切ってしまうやつだから、今切って持って行っていいよ」

というお話でした。

 

「選定予定の枝だから、元気の無いみかんもたくさんあるけど」

とはお父さん談。

 

しかしこっちは勝手に来て、勝手にお金を押し付けて、勝手に狩らせてもらっている立場です。

1つ1つ取るよりも全然ありがたいですね。(何より、ブログのネタになりそうだし)

 

 

 

で、ありがたく枝を頂戴し、それをかついで坂を降ります。

みかんの木の枝って意外と重いんですね…

 

 

 

千田:「ただいま。みかん買ってきたよ」

 

 

妻:「ありがと。もらうわ。ビタミン補給させて。」

 

 

千田:「いや、枝についてるからこれから取る。」

 

 

妻:「eda?」

 

 

千田:「eda」

 

 

 

 

そして、こうなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

みかんが好きな娘は駐車場へ駆け出します。


これも、食育??
みかんって、手で取ろうとするとなかなか難しいんですね。

無理矢理とるとヘタが取れちゃうんです。なので、ハサミを使って1つずつ。

 

これは枝ごとだからまだ良いけれど、あの斜面に立ちながら、収穫したみかんを持ちながら、と考えると半端じゃない重労働になることが容易に想像できます。

 

 


採った側から食べる娘

 

 


青いみかんが多い。が、これがうまい。

 

 

 

 


子どもってみかん好きですよね。黙っていると何個でも。
唐突な行動が、予期せぬ結果を導く、こっちに来て特にそう感じます。

 

閉じこもっていないで、家を出ないと!

 

そう思って東京に住んでいた時にも唐突に知らない街へ行ってみることがありました。

そこには人情味溢れる商店街や、得体の知れないバーや、おしゃれなセレクトショップがたくさん。

それらはそれでとても刺激的で叙情的で、癒しに溢れて愉快なものでした。

 

伊豆ではまたベクトルが違い、みかんの枝をもらったり、かっこいい芋虫に出会ったり癒しの滝を見たり芋を掘って栗を拾ったり

これらはこれでやっぱりとても刺激的で叙情的で、癒しに溢れて愉快です。

 

イズクラシ、楽しいですよ。

 

 

今回お邪魔した福由農園さんのみかんはまごころ市場でもお買い求めいただけます。

*入荷していない場合もございますので、お電話などでご確認ください。

*売り切れている場合がございますのでご了承ください。

 

大仁まごころ市場(おおひとまごころいちば)
住 所:伊豆の国市田原野440-4
T E L :0558-75-4580
営業時間:9:00 – 16:00
定休日:毎月第一、第三木曜日

 

 

 

One Reply to “【移住】イズノミカン”

  1. […] 伊東方面に用事があったので、前回mikan-no-edaをいただいた福由園さんへ伺うと、 […]

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