【協力隊】イズノカキ。柿の木を見る。

イズクラシ、楽しんでます。千田です。
今日は市場での仕事の後に柿を出荷されている久保田さんの畑へ。
これから柿が最盛期を迎えるというので、その前に実地を確認!

 

桃栗3年柿8年。

サラリーマン在職中に「退職後、柿が取れるように」と家の近くの畑に柿の木を植えた久保田さん。
その数なんと100本超。

 

 

 

 

柿の木って、そう言えば実家の仙台にはあんまり無かった気がする。
こっちに来てよく見ますが、まじまじと見るのは初めて。

 

曰く、この辺は暖かく、柿の落下や傷の原因となる強風もそこまで頻度が高くないため柿の栽培には適しているのでは、
とお考えになったそうだ。

 

 


柿畑の周辺の画像。伊豆の国市でも山ではなく平地にある。

 

 

「柿8年」と言いつつも実際は3年ほどで実をつけるようになったものもあるようで、その頃はまだサラリーマンで世話に時間をあまり割けなかった久保田さんに変わって、奥様が行うことも多かったそう。


高い木も、低い木も。

 

 

 

 


1つ1つ手作業で収穫をするため、背が高い木は特に大変だ。

 

 

 

 

 

さて、柿には「甘柿」と「渋柿」があります。

渋柿、は渋を抜いて食べなければなりません。

では、甘柿と渋柿の違いはなんでしょうか。実は私千田は、これまで「渋柿の品種」「甘柿の品種」というように別れているだけかと勘違いしておりましたが、実はそれだけではないとのことなんです。

 

 

「甘柿と渋柿、どちらもできる可能性のある柿」

 

というのも存在するそうなんです。こういう柿を、「不完全甘柿」または「不完全渋柿」と言うそうです。


一本の木に甘柿と渋柿が混在してしまう。外観のみでは判断するのは難しい。

 

 

 

 

 

実際に1本の木から久保田さんが実を2つ、採ってくださった。これらが良い例だと。

さて、次の写真のうちどちらかがそれはそれは渋い柿ですがお分かりでしょうか。

 

 


黒い方が、渋いか甘いか。

 

 

 

実はこれ、右、実が黒い方が

 

「甘い」

 

のです。

 

個人的には逆だと思っていたのでびっくり。

 

 

 

さらにさらに、1個の柿で半分甘くて半分渋い、何て言うこともあるそうです。

こちらも実際に久保田さんがそれっぽい実を採ってくださいました。

(さっきも思いましたが、よく見分けがつくなぁ)

 

 


同様に、実の白い方が渋く、黒い方が甘い。

 

 

ここまで来て千田は思いました。

 

 

なぜ甘柿だけを植えないのだろう。

 

 

 

 

この素直な思いをぶつけると、率直に答えてくださいました。

 

 

 

 

接ぎ木で増やすから、実がならないと本当のところは分からない。

 

 

 

つまり、「完全甘柿の枝だよ!」と書いてある枝を買ってきて接ぎ木をしても、実際になってみると

 

 

「渋いのもできるじゃねぇか!!」

 

 

ということが起こってしまうそうなんです。

 

 

マジかよ。

 

 

そういうこと、あるんですね。

ただ、個人的に柿の育て方を調べたりお話を聞く限り、柿をコントロールしながら栽培するというのは非常に難しそうなので、あるんだろうなぁ。

 

 

 

で、千田的気になるワード。

 

 

接ぎ木

 

 

the 教科書でのみ知ってる知識です。

見たこと無い。木が接がれているところ。

 

何?

木が接がれる??

枝をくっつける???

どういうことよ????

 

 

百聞は一見に如かず。

見た方が早いぞ、ということでご案内くださいました。

 

 

 

この木。

 

 

もう少し寄ってみましょう。

 

 

分かりますでしょうか。

もう少し寄りましょう。

 

 

 

 

明らかに枝が違う!!

 

 

 

 

 

違う!!

 

 

 

 

簡単に言うと、元となる木の枝を切って、違う枝をくっつけてきつくしばってあげるとくっつくらしい。

 

 

 

木、すげぇ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

柿の新知識を実地でたっぷり学んだところで、久保田さんよりお一言。

 

 

 

じゃあ、採ってみますか。

 

 

 

 

ここを

 

 

こう

 

 

 

簡単でしょ。

 

 

 

取ったぞー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕がはしゃいでいる間も、お話いただきながらご自分の作業をされる久保田さん。

 

 

 

なるべく消毒をしないようにしたい、という理由で伝統的に虫除けとして使われてる「木酢液」を利用している。

こういう地道な努力、工夫が結果に直結するのが農業の魅力とおっしゃる。

 

 

おいしい柿

 

簡単な言葉ではあるけれども、そこにはたくさんの想いと工夫と知恵が詰まっています。

 

 

秋になったら、たまーに食べるくらいだった柿。

 

 

これからは、その作り手の想いも一緒にいただけそうです。

 

この柿、どこで買えるのよ!?

 

 

まごころ市場で買えます。

 

 

お近くの方はお立ち寄りください。

遠くの方は観光とご一緒に。

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